真夜中の電池切れ - おひとりさまの日常

もうすぐ午前一時。
眠剤が効いて少しウトウトしてきて、
今日はこのまま眠れそう…

と思ってたのに！！！

「ヴーッ　電池切れです」と
どこからか聞こえました。

えっ⁉　なに？　どこ？
部屋の中ではなさそうです。

台所？

見に行っても見当もつかず…
電池切れってことは、電池で動いているモノ…
何だ？　そんなのあったっけ？
しかも「電池切れです」って喋るし…

え～？　なんだろう？

給湯器は温度設定の時
「○○度に設定しました」って言うけど、
電池じゃないし…

ガスコンロをつけっぱなしで
ピーピー鳴らしたことはあるけど、
喋らないし…

部屋に戻って、
眠剤も飲んだし眠いし、
朝までほっとこうと思ったら、
1～2分毎に「ヴィッ」と1秒ほど鳴ります。

また台所に行って、
給湯器のスイッチを切ってみたり、
冷蔵庫を開けっぱなして、
アラーム音を鳴らしてみたり…
給湯器のスイッチを切ってみたり…
何か音が鳴る物が落ちてるかも…と
あちこち退けてみたり、
コンセントを確認したり…

そうしている間も、
ときどき「ヴィッ」と鳴り続けています。

果ては、深夜は遠くの音も響くかもと、
2階の電話の子機まで見に行きました。

どれも違う、わからない…

もういい！　朝までほっとく！　寒いし！
鳴ってる時間は短いし。

部屋に戻ってふとんに入りしばらくしたら、
「ヴーッ　電池切れです」とまた。

最初に聞こえてから1時間くらい、
えー？　
1時間ごとに電池切れっていうのかなぁ…

近所まで聞こえて、朝（朝じゃなくても）
誰か言いに来たらイヤだしなぁ…
朝起きる自信もないし。

そしてふっと思いついたのが、
火災警報器。

天井からぶら下がったひもを引いたら、
「ヴーッ電池切れです」！！！
これだー！！！

いや、↓これだな。

まさか天井から音がしてるなんて…

ランプが点灯してたかもしれないけど、
天井なんか見ないでしょ？

電池切れを知らせるときに、
火災警報器ですと名乗ってほしい。

すぐに脚立を出して上に乗り、
警報器をゆすったり回したりしたら、
すぐに取れました。

脚立から降りて、
またひもを引っ張たら、
ランプが光って「ヴーッ電池切れです」

これは電池を外さなければ…

電池から赤と白のコードが繋がった、
小さなモジュラージャックのような物を、
引っこ抜いたらもう、
ひもを引いても何の反応もありません。

あ～よかった。

10年位前かなぁ、
設置が義務付けられたような…
当時、私も何個か買いました。
取り付けなかったけど…

台所には昔から知り合いの（親が）
電気屋さんが取り付けて行ってくれました。
（頼んだわけではなかったらしい　母談）
もうすっかり、存在も忘れていました。

やれやれと思ったのが午前2時。

部屋の中は暖房を消さなかったけど、
台所に火の気はなく、

電気ストーブを点けることに、
考えが及ばなくて…

すっかり体が冷えてしまいました。

低温注意報が出ていて、
気温はマイナス2度。

もう眠れないよ…
どうしよう…
眠剤を１錠追加してしまいました。

今日は雪の心配はいらないと思ったら
コレだよ…

何も真夜中に鳴ることないじゃん。

やっぱり気が休まらない…
落ち着かない…