おひとりさまの日常

ひきこもり、介護後のひとり言

訪看さんの後

訪問看護師さんの中に、
今日はどうしますか?
と聞く看護師さんがいます。
なんだか美容院のようですね。

看護師さん自身も、
他の看護師さんがどんなふうにしているのか、
案外知らないみたいです。

訪問看護ステーションには数人の看護師さんがいて、
誰が来るかは分かりません。

人事異動の時期になると、
はじめてくる看護師さんには、
いつもどうしてますか?とか、
他の人はどうしてますか?
と聞かれることもあります。

具体的に、シャンプーはしますか?
とか聞いてくれると答えられますが、
どうしますか?と言われても、
どう答えたらいいか分からない時もあります。


体温と血圧を測り、
聴診器で、胸とお腹の音を聞きます。
サチュレーションは測ったり測らなかったりです。

その後、ベッド上でシャンプーをしてもらったり、
蒸しタオルで体を拭いてもらいます。
肌の状態を見て、保湿クリームを塗ったり、
褥瘡がないか診て、処置をしてもらいます。
しばらくお通じがなければ摘便を。

清拭はもっと頻繁にした方がいいんでしょうけど、
訪看さんにお任せして、私はしません。

毎日すること、保湿クリームを塗ったり、
褥瘡に薬を塗るのは私もします。
見よう見まねで摘便もします。
初めて摘便をしたときは、
ちょっと勇気がいりましたけど・・・
ま、どうってことなかったです。
もともと、下の世話に抵抗がなかったし。
育児もしたことがないんですけどね。

いまだに訪看さんが来る日は緊張します。
神経が昂るというのか・・・、
訪看さんが帰っても、なかなか興奮が収まりません。

 

訪看さんの後、母の着替えなど洗濯を済ませ、
私は気が楽になって油断してました。
夕食を食べて、しばらくして、
母が、おなかが痛い・・・と言い出しました。
だからといって、苦しそうにすることもなく、
静かに休んで様子を見てました。
そのまま私は忘れてしまって・・・。

寝る前に、まだ痛い?と聞いたら、
もう治まったと言います。
それは良かったとおむつをチェックしたら・・・
出てました、ゆるいのが・・・
尿取りパッドからあふれて、
その外のおむつまで・・・
出たから、痛いのが治ったんでしょう。
私、摘便は全然平気なんだけど、
硬いことが多いし、
おむつを開けたら出てた・・・
しかも、ゆるいのが・・・
は、かなりうろたえます。

寒くないように急いで処理したいけど、
手際が悪くて、母は寒いし、
私は汗だくになりました。

昼間訪看さんにきれいに洗ってもらって、
新しいおむつにしてもらったばかりなのに・・・
いつも尿取りパッドをこまめに交換して、
テープ式のおむつは何日か使ってます。
が、今日は数時間で交換です。

次の日は紙おむつを出してもいいゴミの日だったので、
すぐに、夜だけど出してきました。

汗だくになった私は全身着替えました。
洗濯も済ませたばっかりだったのに・・・
ま、どうせ洗濯物なんてまたすぐに出るんですけどね。