おひとりさまの日常

ひきこもり、介護後のひとり言

初めて介護保険を申請した時の話

介護保険サービスは申請しないと利用できません。

数年前のこと、母が足を骨折して入院した時に、
病院から申請するように言われました。

病院で言われたとおり、
地域包括支援センターで申請し、
ケアマネージャーを紹介してもらいました。

突然の転倒、骨折、入院で、
介護保険について何も知らず・・・


認定調査は入院中に病室で、でした。
ここだけは楽に済んだところです。

調査結果が届くのが1か月後・・・
要介護1と仮定して、暫定ケアプランを作ってもらいました。

本当に何も知らなかったので、言われるがままです。

まず、介護ベッドレンタルは必須。
ベッド周りの柵と、テーブルも借ります。
杖も必要です。室内用と外出用の2本。
入浴は困難なので、デイサービスで・・・

認定調査の結果、要支援なら違うプランになり、
ケアマネも変わるとのことでした。

退院前にケアマネージャー、病棟看護師、
福祉用具レンタル業者(他にも?覚えてません)と、
カンファレンスがありました。

退院後には、自宅で担当者会議です。

四畳半の部屋の中央に介護ベッド、
家具も置いてある隣の六畳間で、
ケアマネージャー、福祉用具、デイサービス、
民生委員、母、私、姉と7人・・・

9月半ばに冷房のない部屋で集まりました。

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それぞれの業者の説明を聞き、
汗だくになりながら契約書を何枚も書きました。

暑さの汗と、緊張の嫌な汗と・・・

それまでひきこもっていたのに、
いろいろな人に会うのは本当に辛かった。    

また、連絡はすべて電話でした。
電話が嫌いで絶対に出なかったのに・・・
ナンバーディスプレイどころか黒電話だったし。

その後も何度か担当者会議はありましたが、
最初の会議がいちばん大変でした。

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入院中の母の様子を見ていて、
要支援ではないかと思っていました。 

そしてやっぱり介護判定は、要支援1。

ケアマネは地域包括のケアマネに変更。

母はめきめきと回復し、ベッドは1か月で返却できました。

サービスを継続利用していると、
定期的にケアマネなどの訪問があります。 

私はこれがとても嫌でした。
母も私ほどではないけど、
やはり面倒だと言ってました。
 

9月からサービス利用を開始し、
1月にまた担当者会議がありました。
ケアマネ、デイサービス、福祉用具レンタル業者が出席して・・・

9月に会議をしたのにまた?でした。

こんなにたびたび会議があるなんてやってられないと思いました。

半年後、家で入浴できるようになり、
デイサービスに行かなくなり、
レンタルしていた杖は購入しました。

 

それで終わったと思っていたのに、
一年に一回地域包括のケアマネの訪問がありました。

手厚いのはありがたいのですが、
それが煩わしいこともあります。